印伝の合切袋です。
鹿革に漆のいんでん。磨き抜かれた熟練の技。
「いんでん」は体になじみ、強度もそなわっているため、武具の一部としても盛んに使われていたようです。戦国時代には、古来のふすべ技法や更紗技法を駆使した鎧や兜が、多くの武将たちの勇姿をあでやかに飾りました。色彩と華やかな文様は、ステータスシンボルとして広く人々の心を魅了してきました。これらの貴重な「いんでん」加工についてご説明いたします。
漆付け技法
鹿革の上に型紙(手彫り抜きされた和紙)をかさね、その型紙の上からヘラを横にすり込むように移動させます。漆は型紙の抜き柄を通して鹿革に浸透します。これを地下のムロで2日以上ねかせると漆が乾燥し、型くずれせず、カブれない硬質な漆柄が仕上がります。漆の光沢は、漆という素材だけが持つ独特の輝きです。その生命も長い歴史によって証明されています。
サイズ:26.5×19cm
紐は正絹です。
お急ぎの方は納期を確認お願いいたします。
黒×黒 亀甲
黒×黒 とんぼ
赤×黒 とんぼ
紺×黒 ひょうたん
紺×黒 とんぼ
黒×白 青海波
黒×白 菊
黒×白 紗綾形
黒×白 とんぼ
黒×白 爪唐草
黒×白 菖蒲
紺×白 青海波
紺×白 とんぼ
赤×黒 小桜
赤×黒 とんぼ
赤×黒 菱菊